転職して良かったという話

筆者は7年間同じ企業に勤めてましたが、今回思い切って転職しました。
転職については話すと一記事でまとめられないと思うので、今回は転職してよかったな!と感じたことをまとめてみます。


目次

まともな睡眠時間、自分の趣味の時間をとれるようになった

しいなぎ
しいなぎ

やはり一番はこれですね!

  • 朝7時半に家を出て、夜22時まで仕事、23時くらいに帰宅
  • 年間の月平均残業時間は60時間くらい。サビ残もなかなか。労働基準法改定前はもっとしていた。
  • 労基の改定により残業の制約があったので、膨大な仕事量をこなせる時間が減ってしまった。これに対して会社は効率的に作業をし改善しろ、人は増やさない、の一言。いや無理だから(笑)
  • 仙台のカスタマーエンジニア(以下、CEと記します)は自分一人だけ。なのに保守契約というものを結んでいて、トラブルがあったら24時間以内に何らかの対処を行う義務を課せられていました。土日も含めてトラブルがあると自分の携帯にかかってきます。
  • 筆者の担当地区は山形と宮城全域だったので、片道2時間超えの運転が当たり前。見事土日を返上。平日はすでに作業が入っているので代休なんて取れない。自分の代わりなんていない。

前職では上記のような感じでした。CEあるあるなんですけどね…(;^ω^)

現在は家から歩いて10分くらいの勤務先、今は転職したばかりであることもあって、退勤時間もほぼ定時。フレックス制度もあるため、特に時間の決まっている仕事がなければ自由な時間に出勤。人的リソースも豊富。結果的に自分の時間をしっかり取れる企業に再就職できました。

ブログもしかりですが、趣味のゲームや家事をやりこむ時間も取れて転職して良かったなと思いました。自分が転職をした一番の理由は自分の時間がないことだったので、転職活動する上で一番優先した事項です。

自分の希望通りの勤務地に住めるようになった

まったくゆかりの無い、知人友人がいない土地に
ずっと住むのは無理でした。

私は北海道出身で、東京に就職しました。
5年間は東京にいましたが、入社6年目で仙台へ転勤になりました。
仙台には縁もゆかりもなく、知り合いもいなかったので、プライベートの面ではかなり退屈でしたね。

仙台はとても良いところで、住みやすく、趣味の面では充実していたのですが、将来的な出会いとか、結婚とか考えると、出会いを探さなければならないし、マッチングアプリ等も活用しましたが良い出会いもなく、このままだと独身で終わるな~と思いました(;^ω^)

知り合いと遊ぶにもいちいち東京に出てたので、出費的にも痛かった…。

転職では、新卒に比べ、勤務する地方もかなり選びやすくなります。
というのも、新卒採用は本社が採用する企業が多いのに対し、中途採用は部門や支店、営業所単位で採用する企業が多いからなんです。
転勤はしたくない人が大半であると思いますが、筆者は転勤を断れる権限を持つ職位で再就職できました。

やりがいを持てる仕事につけた

筆者の所属部門は、完全にわき役の装置担当で、
モチベーションのキープが本当に大変でした…

  • 会社から売上が良くないので、成長性も低いという認識で忙しいのに人は増えず、部門への投資がされない
  • お客様的には大手グループ企業で、人手たくさんいると思われているので、認識のギャップが常に起こる
  • 大手グループ企業なので商品やサービスの単価が高いので、少しのトラブルにも過敏に
  • 自分としてもお客様に値段に見合う価値を提供できないと感じてしまう

質の高い仕事や、自分も一緒に成長したいと考えると、やっぱり上記のような環境ではモチベーションは保てず、
「なんのためにこの仕事しているのかな。」「別にこの仕事うちらじゃなくていいよな。」「どうせ変わらないし、手抜きでいいや。」
そんな気分になってしまいますよね。

若手が少なく、定年目前の上の人たちは消化試合に入っていて、部単位で会社を良くしていこう!という雰囲気がなかったので、良い商品、良い価値を提供していけるわけがありません。

今思い返せば、監査のために行う”アリバイ作りの余分な業務”をたくさんありました。

現在も大企業には勤めていますが、こういったアリバイ作りは悪とされています。融通のきく企業で、やりたい仕事に集中できる環境というのはやはり仕事のモチベーションにつながりますよね。
転職では担当も概ねわかっているので、主力装置に携わっています。

残業しなくても良い給料をもらえるようになった

転職する上で収入は気になっちゃうよね!

自分の前職は残業代を含みますが、自分の年齢の割には貰ってるほうでした。
しかし、激務には全然見合っておらず、自分よりも仕事のできない人のほうが良い給与を貰っていることへの不満。会社の都合で昇給・昇格はしてもらえない、なのに将来を期待してるし部門を支えてもらいたいと言われるのです。不景気でもない会社側の都合なんて知らないし、それに不満を持って退職希望者が出てくるのは当たり前ですよね。

しかし、企業としては大企業なので福利厚生は確かに良いから故に、隣の芝は青く見えているだけではないかという考えがあったので、なかなか転職に踏み切れませんでした。

なので給与については自分はあまり転職する上での条件で優先順位は高くありませんでした。

今勤めている企業は転職活動の中で唯一年収が上がる企業でしたので結果的には満たすことはできましたが、なぜ優先順位を下げたかというと、給料への不満は賃金が安いことではなく、給与が仕事量に見合っていないという不満だったためですね。

このあたりは人によると思いますので、もし給与関係への不満がある人は一度どういった点で不満なのかを考えてみると良いと思います。福利厚生への不満、基本給の安さ、サビ残させられて残業代が貰えない、などなど…

参考にですが、前職の給与は20代半ばで500万円程度です。家賃補助も出ていましたので年収以上には良い家には住めてました。(仙台市太子堂駅徒歩10分圏内、1LDK、築3年)


まとめ

転職して得られたもののうち、筆者としては人間味のある生活をできていることが一番良かったなと思えます。

ゲームする時間を取れて、お風呂にもゆっくり、ご飯を作る余裕もある、友人や家族の近くで働ける…

やりがいを持てる仕事で、とにかく仕事が楽しい!という人はプライベートが犠牲になっても良いのかもしれません。ただ、どれだけの人がそのように仕事をできているのでしょうか?

心や身体の病にかかってからでは遅い…。ずっとその企業にいる人は視野も狭くなりがちです。

転職は必ずしたほうが良いものというわけではありませんが、今の自分の置かれている状況を見つめ直すのには有効な行動です。内定を受けた企業にも別に就職しないで、今の企業と比較して留まる選択もできます。

転職サイトで情報収集するだけではなく、転職エージェントで話だけしてみるのも一つの手です。

迷われている方や、今の自分の置かれてる環境を他社目線で知りたいという方はぜひ活用してみてはいかがだろうか。

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